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□■ 古賀 誠 メッセージ
■  2010年11月12日号
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「後援会便り」

11月上旬に民主党の幹部が私達の故郷で整備が進められている有明海沿岸道路の視察に来ました。それを踏まえ、今回と次回で後援会便りとして特集号を配信します。

今の政権与党である民主党の岡田幹事長が、私たちの故郷で整備が進められている有明海沿岸道路の視察に来られた際に、「今は右肩上がりの経済成長の時代ではないので、今の時代の公共工事のあり方というものを考える必要がある。その頃の公共工事の進め方とは違う。今は、コストと利益を厳密に考える事が必要。高架も必要なのか」といった旨の発言をされていました。

この有明海沿岸道路は渋滞緩和や生活弱者への安全確保の観点より、高架か盛土で議論されてきました。有明海沿岸道路の柳川駅東側は、大和町から柳川にかけては「盛土7割・高架3割」で計画されていました。しかし、大和町が盛土では分断され、台風が来たら大水が引かなくなる、という地元の強い要望もあって「高架7割・盛土3割」に変更された経緯があったのです。

岡田幹事長はその流れを無視した発言です。まるで八ッ場の二の舞です。高架にしなければ町は分断され、また水害の恐れもあり、安心安全な生活を守れません。元々は、お金のかからない盛土が基本で、必要なところだけが高架になっている、という事だったのです。

私たちは、「疲弊する地域に無関心で、これでは地域活性化が滞る」と憤慨し、怒りを露わにせざるを得ません。今の時代、コストと利益を厳密に考える事は当たり前の事です。しかし、「出来上がっている部分は仕方ないが、これから作っていく部分については再考する」との発言にもあったように、あまりにも目先の費用と利益の事ばかりしか考えていないような気がしてなりません。地方だとか弱者を切り捨てているとしか思えません。

そもそも有明沿岸道路は、平成9年に三池炭鉱の開山対策の重点プロジェクトとして事業化されたものであり、平成11年に地域の復興、産業の活性化を目的として着工しました。

地域高規格道路として、60〜80?で走れる自動車専用道路であります。
地域相互の交流促進、空港や港、また九州自動車道と連結して生活・産業の利便性を向上させ、大牟田から大川まで25分でつなぐ夢の道路だったのです。

古賀誠先生も常々言われている通り、「道路のインフラ整備は人流だけでなく、物流の玄関とも必ずなる。物流こそが、地方に企業が進出してくる第一の環境となる。また、雇用の場がなくなってきている地方の活路となりうる」と、私たちも痛感します。

(次号に続く)

古賀誠後援会一同

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