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ご 挨 拶


私の衆議院議員在職三十周年にあたり、ご厚誼、ご支援を戴きました故郷の皆様をはじめ先輩や同僚、友人ほか、多くの皆様方に衷心より感謝と御礼を申し上げます。

貧困の母子家庭で育った少年の夢見た政治家への道、徒手空拳の私が大勢の心熱き支援者のお陰でその道を歩き始めて、はや三十年という永い時の刻みを頂くことができました。

厳しいいばらの道ではありましたが、政治に夢と希望を持ち、岩に爪を立てる気持ちで今日まで一歩ずつ進んでまいりました。私がここまで歩んでこられたのは、何よりも後援会の皆様はじめ多くの支援者の方々のお陰であり、心からの感謝と御礼を申し上げます。

日本は今、歴史的変革の時にあり、国政は厳しい経済状況と国際環境の中、混迷を深めるばかりで、国民の間には将来への不安感と閉塞感が満ち溢れているように思います。

このような時こそ、政治家が国家と国民の命運を担う使命の基、厳しい自己犠牲の精神を十分自覚し、その責務を果たすべき時であると考えます。

私は自らの政治活動を十年節目で考え、階段を昇って参りました。政治家としての集大成をなすべき今日、何よりも大事な日本の恒久平和と国民の暮らしの安心、そして失われつつある日本の歴史伝統文化に根付いた国家の再建こそ私がなすべき最後の責務と考えております。無から出発した私に失くすものは何もありません。生まれ育った故郷の土に還るだけであります。

混迷する国政の現状を打開し、新しい日本を創るため、皆様から育んでいただいた政治生命を賭けて、これからも戦って参る所存であります。

結びに、照る日曇る日、私の政治活動を心から支えてくれた家内と家族そしてスタッフに感謝の気持ちで一杯です。有り難うございます。


衆議院議員 古賀 誠
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