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BSフジLIVE PRIME NEWS #769
2012年4月6日(金)放送

「“大平正芳”にみる保守本流と政治のあるべき姿」

■今の政治について
今の政権与党である民主党は、亀井静香代表のもとでの国民新党と連立を組んでいる。代表が離党するのは前代未聞だが、民主党はけじめをつけ、一度白紙に戻すべきではないか。こういったことが、今の政治の混迷だとか迷走に繋がっていると思う。
■大平先生について
大平先生の言葉に「行政には、楕円形のように二つの中心があって、その二つの中心が均衡を保ちつつ緊張した関係にある場合に、その行政は立派な行政と言える」というのがありますが、これは家庭でも言えることではないでしょうか。何事も片方の言い分だけ聞いていたら、うまくいかないと思う。
そういった考えのもと、外交面でも先ずは相手国の国民性を尊重する、という精神を大事にしていたと思う。今は経済ばかりが先行しているように思う。





■あるべき政党政治の姿について
今は政局ありき、選挙ありきではない。
実際、解散というのは総理の専権事項であり、我々がいろいろ言う立場にはないので、今はやるべきことをしっかりやる、それしかない。
復興策についても我々の対案の中で実現出来ていることが多い。野党であっても現実的責任を果たしていくのが保守である。消費税問題しかりである。
そして既成政党に対する期待感を高め、自民党に期待と信頼が返ってくると信じたい。
そして、やがて解散、その後の政界再編時には、保守本流こそが中心になければならない。


■提言
今必要な事は、独立自尊。
自分の力で立って、自分の人格の尊厳を保っておく、その一言に尽きる。
人頼りでない、国頼りでない、という姿勢が一番必要である。
決めることは決める、先送りは辞める、安易な約束はしない、約束は守る、そういった誠実な政治をやるしかない。今は政治家も正念場。覚悟を持って責任を果たしていく、それしかない。



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